STORY

プロローグ

21世紀末。人類は『法力』と呼ばれる無限エネルギーの理論化に成功。エネルギー問題は一気に解消された。しかし、人類は叡智は得ても愚かさを捨てられず、そのエネルギー技術は軍事利用されてしまう。そんな情勢下、「あの男」と呼ばれる人物によってフレデリック(主人公ソルの旧名)は、人体実験を施され、初の「生体兵器GEAR」に改造されてしまう。時の権力者は次々と「生体兵器GEAR」を量産していき、世界を掌握していった。通常は意思を持たない生体兵器GEAR。だが突如、強力な意思を持つ個体が出現。「ジャスティス」と呼ばれるその個体は他のGEARを統率し人類に対して宣戦布告した。GEARたちは瞬く間に人類を駆逐し、人類とGEARによる100年にわたる長き戦乱―聖戦の時代を迎えた。聖戦末期。滅亡の危機に瀕していた人類は、対GEAR戦に特化した精鋭部隊「聖騎士団」を結成。彼らの活躍によって戦局は逆転。GEARは次第に討伐されていく。そして、2175年。聖騎士団の活躍により、ついに元凶であったジャスティスを討伐、封印。長きに渡る聖戦は辛くも人類の勝利によって幕を閉じた。

GUILTY GEAR 初代

ジャスティス封印からわずか五年。何者かの手によってジャスティスが復活してしまう。事態を重く見た国連は第二次聖騎士団を選抜する武道会を開催。腕に覚えのある猛者たちが集結。その中に、ソルの姿があった。大会の裏に不穏な空気を感じ取ったソルは、大会を隠れ蓑として進行するジャスティス復活計画を暴き、優勝を果たすとともに最終的にジャスティスを完全に打倒した。

GUILTY GEAR X

ジャスティス殺害から1年。「人に危害を加えないギアが現れる」という情報が流れた。国際警察機構に所属するカイは調査に乗り出し、そのギアが棲む「悪魔の住む地」へ向かう。そこにいたのは、人間とギアの間に生まれたハーフの少女、ディズィーであった。カイは戦いを挑むが圧倒的な力の前に敗北する。ディズィーには多額の賞金が掛けられ、多くのハンターたちに狙われていた。最終的にソルの手によって倒されたが、ソルは止めを刺さず去って行った。

GUILTY GEAR 2

時は流れ、西暦2186年。カイはヨーロッパ地方を版図とする強大な連邦国家イリュリア連王国の国王に即位していた。程なくして、謎の軍団がそのイリュリア首都を襲撃する。その軍団の首謀者はヴァレンタインと名乗る少女だった。時を同じくして、ソルの前にもヴァレンタイン軍が襲来。それらを退けたソルは、カイの招聘に応じてイリュリアへと援軍に向かった。カイと合流したソルはヴィズエル軍を退けるも、ディズィーを封印され、首都は壊滅状態となった。その後、ソルはバックヤードと呼ばれる別次元空間へ逃げ込んだヴァレンタインを倒すのだった。

GUILTY GEAR Vastedge

来るべきヴァレンタインの再襲撃に備えるため、ソルはかつて自身が作り上げた8つの強大な武器―『神器』を回収する旅に出た。神器の一つ「閃牙」が国連が管理する施設「ハルデン城塞」に安置されていることを突き止め、ソルは乗り込む。待ち構えていたのは国連元老院メンバーの一人「バルディウス」。ソルは世界の大部分が国連元老院と呼ばれる数名の人間の意思によって動かされているを知る。激戦の末、バルディウスを打倒したソルは、神器「閃牙」を回収するのだった。

GUILTY GEAR -SIGN-

引き続き残りの神器回収の旅を続けるソルの元にカイから一本の連絡が入る。カイら世界の首脳に向けて「ヴァレンタインを名乗る者が、宣戦布告した」という内容だった。急行したソルは宣戦布告したラムレザル=ヴァレンタインと対峙。ラムレザルの妹エルフェルト=ヴァレンタインの助力を得て、捕縛に成功した。しかし、ラムレザルの宣戦布告は陽動だった。「ゆりかご」と呼ばれる飛行物体が突如現れ、都市バビロンから人々を消滅させてしまう。世界的な大事件となったバビロン崩壊に対策を講じるカイ。何度かの抗戦の末、「ゆりかご」の破壊に成功するが、ゆりかごの中から現れたのは、かつて聖戦を引き起こし人類を絶滅寸前まで追い詰めた破壊神「ジャスティス」であった。黒幕は国連元老院と判明し、度重なるコミュニケーションでラムレザルの心を開いたシンの功績によって、ジャスティスの目的地が判明。ジャスティスの最終目的地である「イリュリア城」で最終決戦を行い、ソルは覚醒したジャスティスを打倒した。しかし、味方であったはずのエルフェルトが本来の使命に目覚め、感情を失ってしまう。ソルの必死の呼び掛けによってエルフェルトは感情を取り戻すも、真の黒幕によって、いずこかへ連れ去られてしまった。

そして、物語は新たなステージ―GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-へ……。

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